はじめに
こんにちは、ひろです。50歳、広島の製造業の現場で働きながら投資歴7年になります。
元手を2倍まで育てました。特別な才能があるわけじゃありません。やったことはシンプルで、「自分のルール」を決めて、それを守り続けただけなんです。
今日は、僕が実際に使っているスクリーニング条件を公開しますね。
僕のスクリーニング3条件
条件①:PBR 1倍以下
PBR(株価純資産倍率)が1倍以下ということは、会社の解散価値より株価が安いということです。わかりやすく言うと、「100万円分の資産を持っている会社を、80万円で買える」状態ですね。
ウォーレン・バフェットの師匠であるベンジャミン・グレアムが「安全域(マージン・オブ・セーフティ)」と呼んだ考え方の原点がここにあります。
ただし注意点があります。PBRが低い銘柄には「安い理由がある」ことも多いんですよ。業績が悪化し続けていたり、市場が構造的に縮小している業界だったり。「安い株」と「割安な株」は全く別物だということを、僕は何銘柄も分析する中で痛感しました。
条件②:配当利回り 4%以上
配当は「企業が株主に利益を分配する意思がある」ことの証拠です。僕が利回り4%以上を基準にしている理由は二つあります。
一つ目は、銀行預金よりはるかに高い利回りを安定的に得るため。二つ目は、株価が下がっても配当という「キャッシュの裏付け」があると、心理的に持ち続けやすいからです。
そして売却基準は「配当利回りが2%を割ったら」にしています。株価が上昇して利回りが下がるということは、市場がその会社を正当に評価し始めたということですよね。そこで利益を確定して、次の割安銘柄に資金を回すわけです。
条件③:自己資本比率 40%以上
どれだけ配当が高くても、借金まみれの会社は危ないですよね。自己資本比率40%以上を条件にすることで、「倒産リスクの低い会社」に自然とフィルタがかかるんです。
リーマンショックやコロナショックのような暴落局面でも、財務が健全な会社は生き残れます。そして生き残った会社の株価は、必ず回復してきました。
もう一つの条件:経営の安定性
数字で測れる3条件に加えて、僕が重視しているのが「経営の安定性」です。
具体的には、累進配当や下限配当の方針があるか。増配の実績が長いか。不況期でも赤字に転落しにくい事業構造か。経営陣が株主還元に対して一貫した姿勢を持っているか、といったところですね。
バフェットは「素晴らしい経営者が、素晴らしいビジネスを経営している」ことを投資の前提にしています。数字のスクリーニングは入り口であって、その先にある「経営の質」を見極める目が、長期投資では不可欠だと感じています。
実績と振り返り
この4条件で選んだ結果、現在保有13銘柄のうち9銘柄は含み益です。7年で資産は約2倍になりました。直近2年は年率約27%のリターンが出ています。もちろんこれは市場が良かったことも大いにあります。運がよかったことも大きいです。
もちろん、もっと長く持っていればよかった場面もあります。怖くなって売ってしまった銘柄がその後さらに上がったこともあるんですよ。
でも大事なのは、ルールがあったから大きな失敗を避けられたということです。ルールは万能ではありませんが、感情で投資するよりずっと成績が安定しますよ。
バフェットの言葉と天風先生の教え
バフェットは「ルール1:お金を失うな。ルール2:ルール1を忘れるな」と言いました。僕のスクリーニング3条件は、まさにこの「お金を失わないための仕組み」だと考えています。
そして中村天風先生の教え。「心を積極的にせよ」。投資でいえば、暴落時に恐怖で売らず、自分のルールを信じて持ち続ける姿勢がこれに当たります。
ルールを持ち、心を整え、信念に従って行動する。地味ですけど、7年間の実績がそれを証明してくれました。
同じように投資を始めようとしている方の参考になれば嬉しいです。
※本記事は個人の投資経験に基づく情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。
