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【DIY実録】築25年のブロック塀を自分で補修してみた|50代素人が週末で挑む40mの塀リフォーム

DIY

我が家の庭を囲んでいる全長40メートルのブロック塀。5段積みで高さ約1メートル、上には木製のフェンスが載っている、田舎の家ではよく見る昔ながらの造りです。

これが最近、あちこちでヒビが入ってきて、上の木フェンスもだいぶ傷んできました。ざっとインターネットで見積もりを取ったら想像以上の金額で、「これは自分でやるしかないか」と腹を括ったのが今年の春。

5月の連休を使って、傷みの激しい10メートル区間だけDIYで補強することにしました。この記事は全4回の連載で、計画から施工、完成までを実録で残しておきます。

同じように「塀が傷んできたけど業者に頼むほどじゃないかも」と悩んでいる方の、判断材料になれば嬉しいです。

第1部:現状と判断 ― なぜDIYで補修すると決めたか

我が家の40メートルのブロック塀

まずは状況から。我が家の敷地を囲んでいるのは、コンクリートブロックを5段積みにした高さ約1メートルの塀で、その上に木製のフェンスが載っている構造です。全長はぐるっと40メートルほど。

建てられたのは相当前で、おそらく25年以上は経っています。南側は道路に面していますが、今回補修するのは道路に面していない裏手の10メートル区間です。ここが一番傷みが激しく、ブロックのひび割れと木フェンスの腐食が目立ってきていました。

実際に近くで見てみると、こんな状態でした。

DSC_1428
  • ブロックに細いひび割れが何本か入っている
  • モルタルの目地が風化して、指でこすると少し崩れる

幸い、塀そのものが大きく傾いたり膨らんだりはしていないので、構造的に倒壊寸前という状況ではなさそうです。ただ、このまま放置すればさらに悪化するのは明らか。2018年の大阪北部地震のブロック塀倒壊事故もあり、気になっていたタイミングでした。

DIYでやるとしたらいくらか

じゃあ自分でやったらどれくらいで済むのか。ざっと材料を調べてみると、安く済みそうだとわかってきました。

具体的な構成は第2部で書きますが、既存のブロック塀はそのまま活かして、内側(庭側)にアルミ角パイプの柱を立て、その上に横板を張るという計画です。ブロック塀の補強と上部フェンスの役割を一気にDIYで済ませる作戦ですね。

10メートル区間の材料費を見積もると、ざっくり6~7万円

もちろんDIYは自分の時間と労力がかかります。ただ、50代の生産技術職としては、こういう作業はむしろ楽しい部類。ゴールデンウィークの休みを使えば、10メートル区間なら週末2〜3回で終わりそうな作業量でした。

「10メートルだけDIY」という判断

迷ったのは、「安全性はDIYで本当に大丈夫なのか」という点です。

調べてわかったのは、ブロック塀のDIY補修で最も大事なのは「道路や隣地に面しているかどうか」ということ。もし道路側に倒れて通行人にケガをさせれば、所有者の責任問題になります。法的にも「十分な補強」と認められるかどうかは微妙で、プロの施工証明がないと保険の対象外になることもあるそうです。

我が家の今回の10メートル区間は、道路にも隣家にも面していない裏手。万が一の倒壊でも第三者への被害リスクはありません。これなら自己責任の範囲でDIYできると判断しました。

一方、道路側の30メートルは手を付けず、将来的に業者に頼むか、もう少し慎重に補修方法を考えるつもりです。

今回のDIY補修の方針

最終的に決めた方針は、こんな感じです。

  • 既存のブロック塀は撤去せず、そのまま活かす
  • ブロック塀の内側(庭側)に基礎を埋めて、アルミ角パイプの柱を立てる
  • 柱はブロック塀にもL型金具で固定し、二重の支持構造にする
  • 柱の上部は木フェンスの補強をする
  • 施工範囲は道路に面していない10メートル区間のみ
  • 施工時期は5月のゴールデンウィーク

この方針なら、ブロック塀の補強と上部フェンスの補強を同時に実現できて、しかも既存の塀を壊さないので廃材も出ません。コストも最小限。

「安全性を確保しつつ、お金をかけず、自分の手でやる」というDIYの王道路線で進めることにしました。

第2部では、具体的にどんな材料を使って、どう組み立てるのか。構造の考え方と材料リストを詳しく紹介していきます。

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